妊娠をしたら歯科のかかりつけ医を見つけましょう。
歯周病菌は女性ホルモンが好物
歯周病菌は妊娠時に増加する女性ホルモン(エストロゲン)に反応して増殖します。
つまり妊娠すると歯周病のリスクが高くなるのです。
しっかりとブラッシングをしていたとしても歯茎が腫れてしまいます。
また、つわりや体調の変化によって歯みがきができないこともあります。
歯周病は早産のリスクが7.5倍
歯周病だと早産のリスクが高くなります。
たばこやアルコールよりもリスクが高いと言われています。
妊娠中、体調のいい時に1度歯医者さんでお口の中を確認してもらうと安心です。
※当院では妊娠中の体調の変化に対応しながら、お口の中をきれいにしていきます
むし歯、歯周病はうつります!
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌(ミュータンス菌)はいません。
虫歯菌の感染ルートはただ一つ。人の口から口へと感染します。
中でも接触頻度の高いお母さんから乳幼児に感染するケースが85%以上と多く、
生後6ヵ月から3歳位がピークといわれています。
口うつしで食べさせたり、お子さんへのキスを何度もすると唾液に混ざった細菌が
感染してしまいます。
ですので、お子様のむし歯予防のキーワードは『お母さん』なのです。
しかし、母子のスキンシップはとても大切。
心おきなくお子さんに接するためにも、感染のリスクを低くしましょう。
そのためには、お母さんが持つ細菌の量を減らすことが重要です。
生まれてくるお子様を虫歯菌に罹患させないためにも妊娠中から取り組みましょう。
これから生まれてくる赤ちゃんのためにも
丈夫で健康な歯に育ててあげることは、
何ものにも代えがたいお母さんからの
一生の贈り物になります。