歯周病の進行度

歯周病の進行段階は、

健康な状態→歯肉炎→軽度歯周炎→中度歯周炎→重度歯周炎

という流れで分類されます。

【健康な状態】

歯周組織によって歯がしっかりと支えられています。

歯茎は健康的なピンク色で引き締まっており、

歯と歯の間にぴったりと密着していて隙間も

ありません。

また、ブラッシングの際に出血することもありません。

【歯肉炎】

歯と歯茎の境目にプラークが溜まり、

細菌が出す毒素によって歯茎が炎症を起こして

赤く腫れています。

この段階では痛みは伴いませんが、

ブラッシングの際に出血することがあります。

【軽度歯周炎】

歯茎の炎症が進み、腫れがひどくなります。

歯周ポケットが徐々に深くなっていき、

歯を支える顎の骨が溶かされはじめますが、

この時点ではまだ痛みを伴わないため、

気付かない人がほとんどです。

【中度歯周炎】

歯茎の炎症がさらに進み、歯周ポケットも

より深くなっていきます。

顎の骨が半分くらい溶かされてしまい、

歯がグラつきはじめるので硬いものが

噛みにくくなってきます。

歯茎からの出血だけでなく、歯と歯茎の間から

             膿が出ることもあります。

【重度歯周炎】

重度になるとさらに症状が進行し、

歯を支える顎の骨がほとんど溶かされ、

歯が激しくグラつくようになります。

放置しておくと歯が抜け落ちてしまう末期の状態です。

ここまで進行すると、通常の食事も痛みを伴うため

食べにくくなります

院長プロフィール

原 博志(はら ひろし)

経歴

  • 21年 北海道大学歯学部卒業
  • 26年北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了

親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

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(2017年1月23日以降)

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